良性家族性新生児けいれんとはなにか?

てんかんの中にも良性のものとそうでないものがあります。新生児けいれん・てんかんにも同じ事が言えます。重傷なものと良性のものがあります。良性のものとしては、良性家族性新生児けいれんと、良性突発性新生児けいれんというものがあげられます。

 

良性とつくだけあって、運動障害や知的障害といった障害を引きおこす可能性は低いです。また、薬による症状のコントロールもしやすく、予後も良いと知られています。成長していくにつれて、徐々に症状が治まっていき、完治してしまうこともあります。家族や周囲の人が気にかけて行けば通常に発育していけることも珍しくありません。

 

良性家族性新生児けいれんは優性遺伝によって遺伝するてんかんです。特徴としては、生後一週間くらいまでの、早い段階でけいれんの症状を起こしてしまいます。出産にはまったく異常が見られないこともありって、変異遺伝子が血液検査で見つかることでようやく診断が下されるといったことも少なくありません。

 

もちろんそういった遺伝子があるからといって、100%の確率でてんかんを発症するのかというとそうでもありません。てんかんはまだまだ謎に包まれている部分が多い疾病です。ですので、完全な予防法も治療法も確立されていないのが現状です。そのために良性家族性新生児けいれんも妊娠の段階で予防することはできません。

 

良性家族性新生児けいれんは薬によるコントロールが可能であると先にも書きました。が、症状に改善が見られたからといって、服用を中止してしまうと症状が再発する可能性があります。薬は主治医の方の指示に従って、きちんと服用するようにしましょう。

 

また、服用の中止などにも医師と相談の上、行うようにしてください。定期的に通院し、定期検査を受けておくのも大切なことです。良性の場合は障害が後に残ることは少ないです。ですので、医師の言葉に従って、しっかりとお子さんの面倒を見てあげていくのが肝要です。